FAQ
よくある質問
導入の検討でよく聞かれる質問に、出典のある範囲で答えます。機種によって変わることは「機種による」と書き、図鑑と各ガイドへ案内します。
できること・できないこと
Q ヒューマノイドは工場や倉庫で、本当に人の代わりに働けますか?
2026年10月時点では、「決まった作業を、決まった場所で、人が見守りながら」行う試験導入(PoC)が中心です。国内では空港の手荷物の積み降ろし、物流施設のピッキング、農場の収穫などで実証が始まっています。人と同じ速さ・柔軟さで何でもこなす段階ではありません。
活用事例を見る →Q 四足歩行ロボットとヒューマノイドは、どう使い分けますか?
「歩き回って見る・測る・運ぶ」なら四足歩行、「人の手で行う作業を置き換える」ならヒューマノイドが向きます。点検・巡回・警備は四足歩行のほうが実績が多く、価格も抑えられます。
機種タイプの選び方 →Q 階段は登れますか?
機種によります。Unitree の公式仕様では、四足歩行の B2 は20〜25cm の階段を連続で昇降でき、As2 は25cm(PRO 以上)、A2 は30cm までの段差に対応するとされています。ヒューマノイドの階段昇降は機種と設定によるので、実機のデモで確認してください。
図鑑で仕様を比べる →Q 雨の日や屋外でも使えますか?
防塵・防水の等級(IP等級)が公表されている機種なら目安になります。Unitree の B2 と B2-W は IP67、A2 は IP56、As2 は IP54(PRO 以上)と公表されています。ヒューマノイドは屋内利用を前提にした機種が多いので、屋外で使う場合は販売会社に確認してください。
Q 1回の充電でどのくらい動きますか?
機種と作業の負荷で大きく変わります。メーカー公表の目安では、Unitree のヒューマノイド G1 が約2時間、H2 が約3時間、四足歩行の B2 が4〜6時間、A2 が無負荷で5時間以上です。実際の現場では、歩行の多さ・持つ重さ・気温で短くなります。
費用・補助金
Q ヒューマノイドはいくらで買えますか?
メーカー公式の表示では、Unitree R1 が4,900ドルから、G1 が13,500ドルから、H2 が29,900ドル(いずれも税・送料別)です。日本円の税込価格を公開しているのは、確認できた範囲では Booster K1(155万5,400円〜314万8,200円)だけでした。工場・物流向けをうたう機種の多くは個別見積もりです。
費用・価格ガイド →Q 本体価格のほかに、何にお金がかかりますか?
税・送料・関税、二次開発に対応したモデルへの差額、保証の延長、保守、開発支援や受託開発、安全対策とネットワーク整備、教育です。見積もりを比べるときは、どこまでが含まれているかを揃えてから比べてください。
費用・価格ガイド →Q 補助金は使えますか?
ヒューマノイドの購入を補助対象と明記した国の補助金は、2026年10月時点で見つかっていません。中小企業省力化投資補助金の一般型は「IoT・ロボット等の人手不足解消に効果がある」設備が対象で、使えるかどうかは事業計画しだいです。カタログ注文型にはヒューマノイドの区分がありません(2026年10月8日版)。
補助金ガイド →Q 買う前に試せますか?
レンタル・リースや PoC の相談を受け付けている販売会社があります。展示会や社内デモで短期間だけ使う、3か月程度の試験導入で評価レポートまで作る、といった形が一般的です。
レンタル・PoC を相談する →導入・運用
Q 導入までにどのくらいかかりますか?
取り寄せで2〜3か月ほどかかると表示している販売店が複数あります。そのほかに、用途の整理、デモ、見積もり、社内の稟議、安全・セキュリティの確認、設置と教育の期間が加わります。PoC を含めると、半年前後を見ておくと計画を立てやすいです。
導入ステップガイド →Q 自社にエンジニアがいなくても導入できますか?
標準モデルは、メーカーが用意した機能(追従・デモ動作・遠隔操作など)の範囲で使う前提です。自社の作業に合わせて動きを作るには、二次開発に対応したモデル(EDU 版など)と、社内か外部の開発体制が要ります。開発支援や受託開発を頼める販売会社を選ぶのが現実的です。
Q 何人で運用しますか?
試験導入の段階では、現場の担当者1〜2名と、動きを調整する技術者1名の体制が多いです。安全のため、当面は人が見守りながら動かす運用になります。
Q 故障したら、どこが直しますか?
国内の正規代理店・販売会社から買った場合は、その窓口が修理と部品の手配を担います。海外から直接買うと、修理のたびに輸送が必要になることがあります。保証期間はモデルで違い、たとえば Unitree G1 は標準モデルが8か月、EDU 版が18か月です。
国内購入・サポート体制 →安全・セキュリティ・法規制
Q 人と同じ空間で動かして法律上問題ありませんか?
労働安全衛生規則の第150条の4は、産業用ロボットに触れて危険が生じるおそれがあるとき、柵や囲いを設けるよう事業者に求めています。厚生労働省は対象を定格出力80W超の産業用ロボットと説明し、リスクアセスメントで危険がなくなったと評価できれば協働作業ができるとしています。ヒューマノイドが「産業用ロボット」に当たるかは機種と使い方で変わるので、販売会社と所轄の労働基準監督署に確認してください。
安全・法規制の確認点 →Q 電波法(技適)は関係ありますか?
Wi-Fi や Bluetooth を使う機器は、技適マークが付いていれば免許なしで使えます。総務省の検索システムでは、2026年10月16日時点で Unitree の G1、R1 系、H2 系、G1-D に認証の登録がありました。ほかの機種は、本体の無線部品が単体で認証を受けている場合もあるため、販売会社に確認してください。
Q ロボットのセキュリティは大丈夫ですか?
2026年には、Unitree の複数機種について、Bluetooth 経由の設定機能や付属アプリの脆弱性が報告されています。対策の基本は、ロボットを社内ネットワークから分離する、ファームウェアを最新に保つ、使わない無線・クラウド機能を止める、ログを取る、契約で通知義務を定める、の5つです。「対策すれば法人利用できる」が当サイトの立場です。
セキュリティ・ガバナンスガイド →Q 保険には入れますか?
施設賠償責任保険や生産物賠償責任保険(PL保険)で対応する例が一般的ですが、ロボットの運用を明示的に対象にするかは保険会社と契約内容によります。導入前に、保険代理店に用途と運用範囲を伝えて確認してください。
購入・サポート
Q Unitree 製品は日本のどこで買えますか?
GMO AI&ロボティクス商事(2026年6月に国内正規代理店契約)、TechShare、Tohasen Robotics の3社が、Unitree のヒューマノイドを扱っています。3社とも円建ての価格は公開しておらず、見積もりで決まります。
国内購入・サポート体制 →Q 並行輸入と正規流通は何が違いますか?
保証・修理の窓口、ファームウェア更新の案内、日本語の技術サポート、通信の安全性の確認、請求書払いへの対応が主な違いです。価格だけで選ぶと、故障時の輸送費と停止期間で逆転することがあります。
Q このサイトで相談すると、何が起きますか?
当サイトは Unitree 製品の導入相談(無料の導入相談、見積もり依頼、デモ・実機見学、レンタル・PoC相談)を受け付けています。用途・予算・台数が固まっていない段階でも相談できます。記事では Unitree 以外の製品も同じ基準で扱います。
無料で導入相談 →答えの数値は、出典つきで公開している記事と図鑑の仕様だけを使っています。2026年10月時点の情報です。